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今では私は新規の幼児を取らなくなったけれど、教室を引き継いだ初期は指導法なんて知らんと思いつつ手探りで全員引き受けていた。
最初期に来てくれて、その時はまだ3歳だか4歳だかの男の子がいる。今は1年生。
親子すごくなかよしで、お母さんっ子でもあるし、休日はお父さんと山登りする。

3人お団子のように仲良しな親子だから、小1になったようくんの発表会の2曲目は、親子3人連弾にしてみようと思って、編曲をした。
ようくんがメロディーラインで、お父さんが低音部、お母さんが高音部

今日は初めて3人揃ってのレッスンだった。
お父さんが緊張していたけれど、ようくんはひだりがお父さん、みぎがおかあさん、って喜んでて、ああ、こういうのいいなって思った。

和んでいる場合ではなく私はスパルタで、ようくんに、メロディラインしっかり弾かなお父さんお母さんが合わせられへんの、ちゃんと拍数えてしっかり集中して弾きよし、姿勢!!ときびしくするのである

私も幼児から小学校の発表会の記憶はずっと残ってる
母親とドビュッシーの小舟にてや、フォーレのドリー組曲を弾いた。
ひどく変わり果てた今の母の前ではまるでまぼろしみたいな思い出
子供のドレスの張り合いを母親同士がやっていた
私は自分がよく弾けたか失敗したかしか関心がなかった
お父さんが来てくれたことは1回もなかった
2024/06/10(月) 20:43 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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